ホームシェアホスト説明会レポート

1月24日（日）に開催された、ホームシェアホスト説明会をレポートします。

ホームシェアの体験談＆ホストトーク

説明会では、2020年12月に行われたイベントホームステイトライアルに参加した二組のホストさんとゲストさんから体験談を伺いました。各ご家庭にゲストとして訪れたのは、現在留学生として日本で暮らしている学生さん達です。

１組目：上條さんご一家

ホスト：上條さんのお話

イベントホームステイトライアルに参加したのは、母親と同居生活を始めて2ヶ月ほど経った頃で、怒ってしまうようなことが続き、楽しい会話というのが少なくなっていました。けれど今回、ゲストさんが来てくれて、母が少し自慢げに昔ばなしをしたり楽しそうにしていたことがとても印象に残っています。「あぁやって良かったな」と、感じました。
普段は自分でメニューを決めて、料理を作ってという食事の時間も、ゲストさんが手伝ってくれて少し肩の荷が下りた一日でした。ゲストさんはとても気遣いのある方でしっかりしていて、「うちの息子が同じ年になった頃、果たしてこんな風になるだろうか？」なんて考えてしまいました（笑）
外国人と接したことのない方、自宅に泊めたことのない方、それぞれハードルはあると思いますが、実際にホストをやってみると、ゲストが来る前からワクワク、一緒に過ごす時間はもちろん、終わった後も「こんな風だったよ」と、人に話して楽しい。楽しいことしかありませんでした。

ゲストさんのお話

私にとっては初めてのホームステイでした。上條さんとお酒を飲みながら、深夜まで話をしたのですが、昔の話や経験談を聞けてとても楽しかったです。私たち留学生は家族と会えない寂しさがあると思うのですが、こういうアットホームな触れ合いがあって良かったです。どうもありがとうございました。

２組目：たまもさんご一家

ホスト：たまもさんのお話

最初はどんな方が来るのかなとドキドキしていましたが、ゲストさん達のコミュニケーション能力が高く、会話やメールも全く問題ないし、家でやったかるたでも「こんなに取れるんだ！」というくらい凄かったです（笑）
お二人が韓国と台湾からの留学生ということで、それぞれの国についてお話を伺ったり、学生生活の状況を聞くことができ、視野が広がりました。また、とても頑張っている様子に夫も刺激を受け、本を買って勉強するようになりましたし、子供もそれぞれの国についてとても興味を持つようになりました。
私は当初、「ホストは子供の手が離れてからやろう」と思っていたのですが、子供が小さいうちに色々な国籍な方を触れ合う機会を持つというのもとてもいい体験だなと今回思いました。

1人目のゲストさんのお話

一番印象に残っているのは、一緒に公園に行って色々な話をできたことです。また、私は今日本で私の国で生活していたそのままのスタイルで一人暮らしをしているので、今回ホストさんの家で日本の家庭を拝見できたのが良かったです。畳の部屋で寝るのは初めてで、良い香りがしてすごかった! テレビや映画で見た日本の生活が実際に体験できることなんて滅多にないことなので、とても魅力的でした。

2人目のゲストさんのお話

たこ焼きと手巻き寿司の料理体験が楽しかったです。手巻き寿司は本当に初めてで、美味しかったし、お祝い料理・パーティー料理というのを聞いて、「歓迎してくれているんだ」と嬉しかったです。日本人にとっては特別なことはなくても、外国人にとっては普通の日本こそ一番求めていることなので、今回は本格的な日本を体験できたと思います。こたつの体験は映画の中の世界でした！

ホームシェアなるほどQ&A

ホームシェアホストに対する疑問についてクイズ形式で学ぶ時間。教えてくれるのは、株式会社トリップシード代表取締役小柳秀吉さん。

問題は、「Q.ホームシェアの金額（宿泊料）は自分で決めることができる。○か✕か？」など、全10問。さらに、⼩柳さんのホームシェアホストとしての経験をもとに、ホームシェアとはそもそも何か、魅⼒、具体的な⽅法、ルールなどをお話していただきました。

宿泊予約サイトの利用方法の説明

ホームシェアホストになる際に必ず利用することになるのが、ホストとゲストをマッチングする宿泊予約サイトです。説明会では、ホームシェアのプラットホームAirbnbをモデルに、宿泊予約サイトの利用方法や数ある宿泊予約サイトの特徴、自分に合ったサイトの選び方などについて、小柳さんに説明していただきました。